Dreaming Is Living

LA在住の音楽ライターが夢実現のヒントを綴ります

夢と目標

 お久しぶりです。私、なんとか3日坊主に終わらずにすんでいますが、

ブログを毎日書いているあなたに最大の敬意を送ります。
ブログこそ「好きこそ物の上手なれ」だね。

  

 今回は、夢と目標について私が思うこと。
 夢と目標って、ほぼ同じ感覚で使っている人も多いのではないでしょうか。
  
「あなたの次の目標はなんですか?」
 アーティストの取材通訳をしていると、この質問が、頻繁に出てきます。
取材する人が、目標が好きなのだろうと思います。
 私自身も聞くのが好きな質問ですが、私は夢の方が好きなので、
「あなたの次の夢はなんですか?」
と聞くことが多いです。

 日本語でも夢と目標は見た目に差があるけれど
英語にするとDREAMGOALで、全然違いますね。
 ゴールは、ゴール地点があるけれど、ドリームには到達点がない。
あるのかもしれないけれど、どんなものかを想像しようとしても、上手く思い描けない。
 私自身が目標よりも夢の方が好きなのは、
その曖昧さゆえの未知数な感じに惹かれるからだと思うのです。
 それと、運動会やマラソン大会が大の苦手だったので、
ゴールにいいイメージがないというのも大きな理由かと思います。
 ゴールと聞くと「え? また走るの? なんで!」みたいな連想をしてしまうんですね。
 学生の頃は、ゴールが多いですよね。「ゴールまで頑張れ!」みたいなことが多い。
 そうやって目標達成を繰り返すことで子供は成長していくんだろうけれど、
運動が苦手な私にとってはゴールは苦痛でしかなかったので、
大人になってからは「ゴールなんてばからしい。走るばかりが人生じゃない!」
という態度に出ることで、ゴールを避けていたように思います。
 自分から好きで設定したゴールでなければ、達成したってちっとも嬉しくないしね。
 
 でも、自ら望んだゴールを達成した時の興奮は、夢を叶えた時の興奮と、とても良く似ています。ゴールと聞いて、ワクワクしちゃう人は、夢もゴールもほぼ同じなのではないでしょうか。
 
 沢山の人達に取材をしていて、聞いている側が、「夢」か「目標」かのどちらかを聞いても、
答える側の回答は、同じものになることが多いことに気がつきました。
 要は夢で聞いても、目標で聞いても、どちらでもいいんだなと思ったのです。

 そんなわけで、夢と目標、好きな方を選んで使えばいいのではないかなと思っています。


 ただ、夢でも目標でも、設定する時に大事なのは、
達成した地点で終わってしまうものにしないこと。
 達成できて、達成感だけで終わってしまうと、その後にすることがなくなって、
また次の目標や夢を探さないといけないような気になります。
 それが好きな人もいるけれど、そうでないなら、「進行形」の夢や目標を持つことがポイントです。
 たとえば私の場合、「アメリカの大学に行くこと」が夢だったら、アメリカの大学を卒業した時点で、夢が終わってしまいます。
実際は「アメリカに住むこと」が夢だったので、アメリカに住んでいる限り、夢が続いています。
 小さい頃、「お嫁さん」が夢の女の子達が周りにいましたが、お嫁さんという状態は、進行形です。お嫁さんである限り、その夢は叶い続けています。夢が進行形かどうかなんて、そんなことを考えている子供はいないでしょうが、とてもいい夢です。
 美味しいスイーツが食べたいとか、どこかに旅行に行きたいとか、そういった確実にゴール地点がある夢は別にして、
持つ夢や目標は想像できる限り大きく、そして「進行形」であること。
 欲を言えば
進行しながら進展して拡大されていくような夢だと、さらに楽しくなるんじゃないかなと思います。

 

Dreaming is Living!

5月の最終週、楽しいこといっぱいの週になりますように